先に結論

会議後の議事録作成まで短縮するならNotta、Web会議を無料中心で記録するならtl;dv、録音ファイルの文字精度を優先するならRimo Voiceが候補です。

※本記事には広告・アフィリエイトリンクを含みます。比較結果は同一音源での実測と各社の公式情報を分けて掲載し、広告提携の有無にかかわらず向く用途・向かない用途を記載します。

会議や取材を録音できても、あとで音声を聞き直し、発言者を分け、決定事項とToDoを整理するのは時間がかかります。

AI文字起こし・議事録ツールを選ぶときは、単に「精度が高いか」だけでなく、使う場面、無料枠、話者分離、要約、共有方法まで見ることが大切です。この記事では3サービスを同じ日本語音源3本で検証しました。1社がすべての用途で一番という結果ではありません。

結論:用途別のおすすめはこの3つ

Web会議を無料中心で

tl;dv

Zoom・Google Meet・Teamsを継続して記録したい人。

ファイル文字精度

Rimo Voice

録音済みの日本語音声を、まず正確にテキスト化したい人。

会議はNotta、無料中心のWeb会議はtl;dv、録音ファイルの精度優先はRimo Voiceという用途別比較
用途から逆算すると、総合ランキングだけで選ぶより失敗を減らせます。

3サービス早見表

サービス実測の総合文字正解率無料・試用有料プランの目安得意な用途
Notta88.23%120分/月、1回3分Premium 年払い換算1,185円/月日本語会議、話者分離、要約、共有
tl;dv84.25%会議録画・文字起こし無制限。AI機能は回数制限ありPro 36,960円/席/年Web会議の録画、詳細な要約
Rimo Voice89.56%クレジットカード不要の無料トライアル文字起こしのみ1,650円/月、Pro 4,950円/月日本語音声ファイルの文字起こし

実測値は当サイトが用意した日本語音源3本の結果です。音質、話者、専門用語、マイク環境によって変わります。公式が示す精度値とは測定条件が異なるため、直接比較していません。

AI文字起こしツールを選ぶ5つの比較軸

1. 自分の入力方法に合うか

Web会議を自動で記録したいのか、スマホやICレコーダーで録ったファイルをアップロードしたいのかで選択肢は変わります。Web会議中心ならtl;dv、ファイル中心ならRimo Voice、両方を横断したいならNottaが候補です。

2. 文字起こし後の作業を減らせるか

議事録作成では、文字起こしだけでなく、話者分離、要約、決定事項、ToDoの抽出が重要です。生テキストの精度差が小さくても、後処理にかかる時間は大きく変わります。

3. 無料枠が実際の使い方に足りるか

「無料」でも、月間分数、1回の録音時間、AI要約回数、ファイルアップロード数は異なります。短い試用向けなのか、日常利用できるのかを分けて確認しましょう。

4. 料金の単位が同じか

月額表示でも年払いが前提の場合があります。席数課金、従量課金、AIクレジット制が混在するため、自分の利用量で比べる必要があります。

5. 機密情報を扱えるか

社内会議や取材では、保存先、アクセス権、AI学習への利用、削除方法、管理者機能を確認します。参加者への録音・文字起こしの告知も忘れないでください。

日本語文字起こし精度を同じ3音源で比較

条件の異なる日本語の合成音声3本を各サービスへ入力し、表記ゆれを正規化したうえで文字単位の正解率を比較しました。

Rimo Voice 89.56%、Notta 88.23%、tl;dv 84.25%の総合文字精度比較
3本の日本語合成音声による独自検証であり、一般的な精度順位ではありません。
順位サービス総合文字正解率
1Rimo Voice89.56%
2Notta88.23%
3tl;dv84.25%

総合ではRimo Voiceが1位でした。一方、難しい条件の音源ではtl;dvが強く、Nottaは3本を通じて大きく崩れにくい結果でした。

今回の順位を一般化しません

3音源だけの小規模な検証です。人の声、固有名詞、会議室の反響、発話の重なりで順位は変わる可能性があります。重要な議事録は必ず元音声と照合してください。

検証条件と音源別の結果は、Notta・tl;dv・Rimo Voiceの実測比較で詳しく公開しています。

話者分離・要約まで含めた使いやすさ

Notta:会議後の一連の作業をまとめやすい

文字起こし、話者分離、AI要約、共有を一つの流れで使いたい人に向きます。今回の実測で総合1位ではありませんでしたが、会議に必要な機能のバランスがよく、別ツールへ移す手間を減らしやすいのが強みです。ただし、無料プランは1回3分なので、長い会議を無料のまま試す用途には向きません。

tl;dv:Web会議を残し、あとから要点を探しやすい

Zoom・Google Meet・Microsoft TeamsなどのWeb会議を記録し、要点を振り返る使い方に向きます。Freeでも会議録画と文字起こしが無制限です。一方、AI会議メモやAsk AIには回数制限があります。録音ファイル中心の人は、自分の入力方法で試すのが安全です。

Rimo Voice:日本語ファイルの文字起こしを優先する人向け

今回の実測で総合文字正解率が最も高く、録音済みファイルのテキスト化を重視する人に向きました。文字起こしのみのプランは1,650円/月ですが、AI要約、AIチャット、会議ボットを使うにはPro以上が必要です。

無料で試すならどれ?

無料中心なら

  • Web会議:tl;dv
  • 短い操作確認:Notta
  • 有料機能の短期試用:Rimo Voice

試す前の注意

  • 機密会議を最初のテストに使わない
  • AI機能の回数制限を確認する
  • 無料枠の最新条件を公式で確認する

Nottaは120分/月ですが、1回の文字起こしは3分までです。tl;dvはFreeで会議録画と文字起こしを無制限に使えますが、AIメモと「AIに尋ねる」には各10回の枠があります。Rimo Voiceはクレジットカード不要で各プランを試せます。

無料で使える範囲と試用前の確認点は、無料のAI議事録ツール比較で詳しく整理しています。

料金比較

サービス主なプラン料金の目安主な上限・特徴
NottaFree0円120分/月、1回3分、ファイル50件/月、AI要約10回/月
NottaPremium月払い1,980円/年払い14,220円(換算1,185円/月)1,800分/月、1回5時間、ファイル100件/月、AI要約100回/月
tl;dvFree0円会議録画・文字起こし無制限、AI会議メモ10回、Ask AI 10回
tl;dvPro36,960円/席/年AI会議メモ無制限、1会議内のAsk AI無制限、アップロード・保存無制限
Rimo Voice文字起こしのみ1,650円/月2,100分/月、データ保管30日、AI学習なし
Rimo VoicePro4,950円/月文字起こし無制限、AI要約・AIチャット・会議ボット

料金は変更されることがあります。契約前に各社の公式料金ページで、税、年払い条件、席数、AIクレジットを確認してください。

Nottaの無料版と有料版の差は、Notta料金プランの解説にまとめています。

用途別に選ぶ

日本語の社内会議・商談

Nottaが第一候補です。発言者を分け、要約を作り、関係者へ共有するまでを一つのサービス内で進めやすいからです。文字起こし精度だけなら今回の1位ではないものの、議事録ワークフロー全体で選びやすいバランス型です。

Zoom・Google Meet・Teams中心

無料から始めるならtl;dvが有力です。録画・文字起こしを無制限に試しやすく、過去の会議から要点を探す用途にも合います。AI機能の無料回数と組織の録画ルールは先に確認してください。

会議サービスごとの使い分けは、Zoomの文字起こしを無料で使う方法、Google Meetの文字起こし方法と利用条件、Teamsの文字起こし方法と利用条件で確認できます。

すでに録音したMP3・M4A・WAVを使う方は、音声ファイルを無料で文字起こしする方法で、1件の長さ・全文閲覧・ダウンロードの条件を確認できます。

取材・インタビュー・録音ファイル

Rimo Voiceが有力です。今回の3音源では文字正解率が最も高く、まず正確なテキストを作りたい用途に合いました。話者が重なる場合や専門用語が多い場合は、短いサンプルで事前確認が必要です。

各サービスが向く人・向かない人

Notta

向く人

  • 日本語会議の文字起こし、要約、共有をまとめたい
  • Web会議と録音ファイルの両方を扱う
  • 会議後の作業時間も減らしたい

向かない人

  • 無料で長時間の会議を何度も文字起こししたい
  • 生テキスト精度だけを最優先する
  • 会議録画を無料で無制限に続けたい

Nottaの弱点や利用者の評価は、Nottaの評判・デメリットで整理しています。

tl;dv

向く人

  • Zoom・Google Meet・Teamsの会議が中心
  • まず無料で録画と文字起こしを続けたい
  • 会議の要点をあとから横断的に探したい

向かない人

  • 対面取材の録音ファイルが中心
  • 日本語UIや国内向けサポートを最優先する
  • AI機能も無料で無制限に使いたい

Rimo Voice

向く人

  • 日本語の録音ファイルを正確にテキスト化したい
  • 文字起こし中心のプランを選びたい
  • 国内保管やAI学習オフなどを重視する

向かない人

  • 常設の無料プランを探している
  • 最安プランでAI要約や会議ボットも使いたい
  • 多言語会議が中心

迷ったときの選び方

  1. 実際に使う場面に近い2〜3分の音声を用意する
  2. 人名、社名、専門用語、数字が正しいか確認する
  3. 話者分離と要約の修正時間を測る
  4. 月間の会議時間と必要席数で総額を計算する
  5. 機密情報の保管・削除・共有ルールを確認する

文字起こし結果の数字だけでなく、最終的な議事録になるまで何分かかったかを見るのがポイントです。

Nottaを詳しく確認する

よくある質問

無料で一番おすすめのAI文字起こしツールは?

Web会議中心なら、会議録画と文字起こしが無制限のtl;dvが試しやすいです。短い音声でNottaの画面や話者分離を試すこともできます。Rimo Voiceはクレジットカード不要の無料トライアルで確認できます。無料枠の条件は変わる可能性があるため、利用前に公式ページで確認してください。

日本語の文字起こし精度が一番高かったのは?

今回の日本語合成音声3本では、Rimo Voiceが89.56%で最も高い結果でした。ただし、小規模な独自検証であり、すべての録音条件で同じ順位になるとは限りません。

ChatGPTだけで音声を文字起こしできますか?

音声ファイルの扱いは利用環境やプランで異なります。会議への自動参加、長時間録音、話者分離、権限管理まで必要なら、専用の文字起こし・議事録ツールのほうが運用しやすい場合があります。

会議の文字起こしは参加者に知らせるべきですか?

はい。録音・文字起こしを始める前に目的と共有範囲を伝え、社内規程や契約、地域の法令に沿って同意を得てください。

文字起こし結果をそのまま正式な議事録にできますか?

そのまま確定せず、元音声と照合してください。特に人名、社名、数値、期限、否定表現、担当者は誤認識の影響が大きいため、人が確認する必要があります。

まとめ

AI文字起こし・議事録ツールは、総合ランキングだけで決めるより用途で選ぶほうが失敗を減らせます。

  • 会議の文字起こしから要約・共有まで:Notta
  • Web会議を無料中心で記録:tl;dv
  • 日本語ファイルの文字起こし精度を優先:Rimo Voice

Nottaが候補に残った方は、次に料金と無料版の制限、評判とデメリット、3社の詳しい実測比較、安全性と導入前チェックを確認してください。用途と運用ルールに合うと判断できてから、有料プランを検討すれば十分です。

参照した公式情報

  1. Notta 料金プラン
  2. tl;dv 日本語公式ページ・料金
  3. Rimo Voice 公式ページ
  4. Rimo Voice 料金プラン詳細